砂糖断ち

砂糖断ちとソーバーキュリアス

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シュガーフリー

砂糖断ちというと何をイメージしますか?

もちろん、精製されたお砂糖の代わりに人工甘味料を使うことでもありませんし、糖質制限のことでもありません。

砂糖断ちとは、ズバリ、お砂糖をドラッグの一種とみなして、できるだけ口にしないようにしようとすることです。

なお、私のルールはシンプルに以下の通りです。(あくまで私個人のルールです)

Myルール

  • できる限り自炊をする
  • 自炊時には砂糖を一切使わない(砂糖の入った調味料も使わない)
  • 自炊時には加工食品を使わない(砂糖が入っていることが多いため加工食品を使わないことに。ただし高野豆腐は例外。)
  • いわゆる「お菓子」を食べない
  • パンを食べない(食パンにも砂糖が入っているため)
  • ジュースを飲まない(果汁100%もNGとしました)
  • 外食時には料理に砂糖が入っているのは目をつぶるがデザートは食べない

いわゆる「糖質制限」ではありませんので、お米や蕎麦もいただきますし、イモ類や甘い果物も食べます。

ただ、パンは甘く感じなくてもお砂糖が入っていることが多いのでNGとしました。

もちろん、フランスパンなどお砂糖の入ってないパンもあるにはあるのですが、私の近所にはそういう本格的なパン屋がないので、とりあえずパン全般はNGとしました。

また、甘い果物は食べてもジュースは飲まない理由は、ジュースになると繊維質が捨てられて糖分だけを摂取することになるから、という理由です。

2022.5.9からSTARTしました。

この記事を書いている人

先に、私の自己紹介をしておきます。

子供のころから甘いお菓子が大好きで毎日食べる習慣あり

私は子供のころから甘いお菓子が大好きで、1日に1回はおやつを食べていたような気がします。

大人になってからも、同様で、なんだかんだ1日に1回は甘いお菓子を食べていたように思います。

オフィスでチョコレートをつまんだり、休日にカフェに行ってケーキを食べるなど、甘いものには寛容で、それらを楽しむというスタンスでいました。

かといって、特別なグルメというわけでもないので、こだわりのお取り寄せスイーツなどがあったわけではありません。

楽しんでいた多くのスイーツは、コンビニエンスストアなどで日常的に手軽に手に入るものばかり、でした。

40代半ばで断酒に成功し安定して数年が経過している

さて、私は40代半ばでお酒を断ちました。

最初の2年ぐらいは、「乾杯の一杯だけは2,3口飲む」という中途半端なことをしていたのですが、こういうお酒との付き合い方は、スリップ(元通りの大量飲酒者に戻ってしまうこと)の危険性が非常に高いと知って、その後は完全にやめました。

つまり、友人たちにも「もう飲まない」ということを宣言して、「全く飲まない人」として生きていました。

すでにお酒を飲まない女性

このように「お酒を完全に止める」ということに成功して、数年が経過した状態で断糖を始めました。

ソーバーキュリアスライフが安定してきたら始めたいシュガーフリーライフ

どんなに長いことソーバーキュリアスライフを送っていても、スリップの可能性はゼロではありません。

しかし、私の場合、飲酒欲求もほとんどありませんし、隣で誰かがおいしそうにワインを飲んでいても、自分は飲みたいと思わないほど、断酒生活が安定していることは確かなので、このタイミングで断糖を始めることにしたのです。

ちなみに、私が断酒を始めた最初の頃は、甘いお菓子への依存が一時的に強まりましたが、「お酒を飲むよりはお菓子を食べるほうがマシ、なぜならばお菓子を食べて酩酊することはないから」と、多少の過食は自分に許していました。

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お酒をやめようとしていた時期には、多少甘いお菓子を食べる機会が増えても、お酒をやめることを優先したかったからです。

なぜ砂糖断ちをやるのか?⇒砂糖がマイルドドラッグだから

私がお酒をやめる際には、これまで嗜好品だと思っていたお酒が「薬物」だと知って、ショックを受けました。

え?お酒は少しなら身体にいいんじゃないの?とも思っていましたが、実のところは違ったようです。

お酒は嗜好品ではなく薬物である

「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本(垣渕 洋一 著) ~より

それと同様、精製されたお砂糖も「マイルドドラッグ」だというのです。

ドラッグにはハード・ソフト・マイルドがあるらしく、ハードドラッグは違法なモノ、ソフトドラッグの代表がお酒やタバコで、マイルドドラッグがお砂糖、ってところでしょうか。

※ちなみに一部の研究者の中には「お酒」はハードドラッグとしたほうがいい、などと言う人もいるようです。

つまりお砂糖も、お酒と同様に、「トリコ」になりやすい、執着しやすい、という性質があるようです。

きっかけは医師の助言

私はお酒をやめてから、筋トレの効果が出やすくなったり、痩せたり、それはそれなりに満足していたのですが、ある一定のところからは痩せにくくなりました。

また、歳とともに、「なんだか疲れやすい」という不定愁訴みたいなものも出てきていました。(もちろんお酒を飲んでいた頃に比べたら全然マシなのですが)

「トシだから仕方ない」というような思考停止はあまりしたくなかったので、医学的になにか原因が突き止められるかも?!と思い、医師に検査&栄養相談をしてもらいました。

検査結果として判明したのは、やはり糖分に関する懸念でした。

医師は私とほぼ同年代の女性の医師でした。

年齢の割にはシュッ!と引き締まったボディとつややかな肌のその医師は、私に砂糖をやめるよう指示しました。

私がこれまで「普通」だと思っていた、1日に1回は甘いお菓子を食べる、という習慣に対して、その医師は驚いたように「すぐにやめるべきです!」と強い語気で言いました。

これには私も驚きました。

確かに砂糖が体に悪いのは何となく知っていました。

でも、「ちょっとぐらいなら別にいいじゃん、1日に1回甘いお菓子を食べるなんて“普通“でしょ?」と思っていたのです。

しかし、同年代の、スリムで美しく年を重ねている女性の医師の指導は、非常に説得力がありました。

砂糖の何がいけないのか?

サトウキビやテンサイ、あるいはトウモロコシといった植物の中にある「糖分」のみを分離して、それだけを口にすることに問題があるようです。

例えば、ホールフード(まるごとの食べ物)を食べれば、消化に必要な栄養素はその食べ物に既に含まれているので問題はないのですが、「精製された糖分」になると、消化に必要な栄養素は取りはがされた状態ですから、すでに体内にある栄養素を消費して消化することになるそうです。

具体的には、糖分が体内で分解されるときにカルシウムを必要とするので、体内にもともと存在している骨や歯のカルシウムを砂糖の分解のために使うことになるのだそうです。

そうすると、量は食べているのに栄養が足りてない、ということになりかねないのです。

ちょっと怖くないですか?

そしてなによりもお砂糖は、一度食べると「もっと!もっと!」と食べ続けたくなる、ということが、もっとも重要な問題だと言われています。

生活から砂糖を抜くとどうなるのか?

上述したようなルールで生活してみて、どのように体調が変化していくかについては、今後も、レポートしていきたいと思います。

砂糖断ち最初の2週間はダルい!

2022.5.9から上記ルールでの生活を開始しましたが、最初の2週間で、異様な眠さや頭痛(それもなぜか右側が痛くなることが多かった)を経験しました。

眠いという欲求については、「仕事が終わったら早めに夕飯を済ませて早く寝る」ということで対応しました。

眠れないよりは眠れるほうが身体にいいと思ったからです。

頭痛は我慢できないほどではありませんが、今まで特に頭痛持ちでもなんでもなかったので、ちょっと辛かったです。

ちなみに、「おやつ」を一切やめてしまうと、同時にコーヒーや紅茶といったカフェインを摂取する機会が減りました。

自分では気づいていなかったのですが、これらコーヒーや紅茶といった飲み物は、甘いものと一緒に取ることが多かったのですね。

よって、頭痛がしたのは、カフェインの離脱症状の可能性もあります。

おなかがすいてイライラすることが無くなる

さっそく2週間の間に、「あれ?!」と驚くことがありました。

これまで、私はおなかがすくと我慢ができずに、何かしら口に入れる、という習慣がありました。

例えば外出しているときに不意におなかがすくと、それを我慢できずにコンビニでチョコレートや飴を買って口に入れる、ということを日常にしていたのです。

ところが、断糖を始めると、確かに「あー、なんかおなかすいたなぁ」ということは感じられるのですが、「とにもかくにも何か口に入れていないと気が済まない!」というあの暴力的な衝動が来なくなることに気づいたのです。

1時間や2時間なら、余裕で空腹を我慢することができます。

つまり、間食を完全に断つことができるわけですね。

逆に言うと、1回1回の食事の中で菓子パンなどを食べていたら、間食を完全に断つ、ということは難しいのだな、ということがわかりました。

レトルトカレーが異様に甘く感じた

その2週間の間に、もう一つ、「あれ?!」と驚くことがありました。

夕飯を作るのが面倒な夜があり、炊き立てのご飯の上にレトルトカレーを乗せて食べようとレトルトパウチを温めてカレーを乗せました。

すると、異様に甘く感じたのです。

これまでも同じ銘柄のレトルトカレーをたまに食べていたのですが、こんなに甘く感じたことはありませんでした。

おそらく、味覚が変化したのだと思います。

ちなみに、途中で甘すぎて食べられなくなり、もったいないですが捨てることになってしました。

まとめ・ソーバーキュリアスが可能なら砂糖断ちも可能

お酒のような執着しやすいものを断てたのであれば、同じく砂糖も断つことは可能です。

今後、数か月後、数年後、という単位で、どのように体調が変わっていったのか?というレポートも併せて行っていこうと思います。

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