砂糖断ちから1ヶ月経過後の様子をレポートをします。
2022.5.9からスタートして、2022.6.9で1ヶ月が過ぎました。
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砂糖断ちとソーバーキュリアス
砂糖断ちというと何をイメージしますか? もちろん、精製されたお砂糖の代わりに人工甘味料を使うことでもありませんし、糖質制限のことでもありません。 砂糖断ちとは、ズバリ、お砂糖をドラッグの一種とみなして ...
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あらためて、私の砂糖断ちのルールについて明記しておきます。
砂糖断ちMyルール
- できる限り自炊をする
- 自炊時には砂糖を一切使わない(砂糖の入った調味料も使わない)
- 自炊時には加工食品を使わない(砂糖が入っていることが多いため加工食品を使わないことに。ただし高野豆腐は例外。)
- いわゆる「お菓子」を食べない
- パンを積極的に食べない(甘くないパンにも砂糖が入っていることがあるため)
- ジュースを飲まない(果汁100%もNG)
- 外食時には料理に砂糖が入っているのは目をつぶるがデザートは食べない
Contents
砂糖断ち1ヶ月程度では大きな変化はない
最初から夢を砕いてしまって申し訳ありませんが、1ヶ月程度では、それほど大きな変化はありません。
多くの人が関心があるであろうダイエットについても、マイナス0.5kgなので、これは単なる誤差でしかありません。
つまり、体重は減っていないと考えるのが妥当です。
それでも、「おや?!」と気づくことは多々ありましたので、その内容についてシェアしていきます。
砂糖をやめること自体はつらくない
まず、私にとってお砂糖をやめること自体はつらくありませんでした。
毎日、チョコレートやらシュークリームやら、必ず1つは甘いお菓子を食べていたのですが、それをすっぱりやめる!ということは、つらくありませんでした。
・・・じゃあ、なんで今まで、ルーティンのように甘いお菓子を食べていたんですかね?
自分でもよくわかりませんが、「なんとなく」だったのでしょう。
自分でも無意識のうちに、広告などに踊らされていたのかもしれません。
チルドのミルク入りのコーヒーも、1日に1,2本飲むこともあったのですが、それも「口さみしくてつい」という程度ものだったので、意識してやめてみたら、なんてことありませんでした。
また、もともと料理にお砂糖やみりんをいれるのは好んでいなかったので、調味料関連も全く問題ありませんでした。
外食や加工食品は最小限にする必要があると改めて認識した
あらためて砂糖断ちの実践について具体的に考えていくと、外食には「何が入っているのかわからない」という理由で、敬遠せざるを得なくなりました。
幸いなことに、在宅勤務メインになっているので、ランチにレストランに行ったり、コンビニで食べ物をみつくろって食べる必要がありません。
よって、自炊で確実に「砂糖断ち」が実践できるのはありがたい限りでした。
また、店で売られている加工食品や調理済みの食品は、裏返しにしてラベルを見ると、いろんなものに「砂糖」「果糖ブドウ糖液糖」「異性化糖」が含まれていることもわかりました。
それほど甘いと感じていないものにも、この「糖」が入っているんですね。
このような事実をあらためて認識した、という次第です。
旅行の時は工夫が必要
こうして自炊をメインにした場合、困るのは旅行の時だと思いました。
もちろん、上記「Myルール」に書いてある通り、外食時の食事には目をつぶるというルールでいいのです。
しかし、旅行も1泊程度ならまだしも、1週間や2週間となると、本当にそれでいいのか?という問題が出てきます。
それについては、旅行中、2日に1日は、ナッツや果物だけで過ごす「プチ断食」のような日を取り入れる、等の工夫をしよう、と考えました。
気づいた変化
冒頭に、砂糖断ち1ヶ月程度では、それほど目立った変化もないと書きましたが、それでも「おや?!」と気づくことがいくつかありました。
それをシェアします。
目ヤニが大幅に減る
私は、白くて粘性の高い、「ベトっ」とした目ヤニがよく出ていました。
コンタクトレンズをしているときには、その白い目ヤニがコンタクトレンズにかぶって、視界が白くなる、ということもあるぐらいでした。
その目ヤニが、砂糖断ちを初めて1週間ぐらいで少なくなるのを実感できました。
確かに、目ヤニは「糖分の摂り過ぎでも出る」と聞いたことがありましたが、私の場合は、まさしく糖分が原因だったようです。
鼻をかんだ時に、目から粘っこい液体を出すこともあったのですが、それもなくなりました。
暴力的な食欲が無くなる
一番大きなポイントは「暴力的な食欲」が無くなったということでした。
これには、正直驚きました。
「暴力的な食欲」とはどういうものかというと、単に「おなかがすいた」という感覚ではなく、「とにかく何かを口に入れないと気が済まない!」というレベルのものです。
私はこのような「暴力的な食欲」、言ってみれば抑えきれない食欲をたびたび経験していたのです。
そして都会とは非常に便利なところで、仕事中や外出先で、そういう「暴力的な食欲」に襲われたときには、すぐに胃袋を満たせるものが手に入ります。
私がよくお世話になっていたのは以下のようなものです。
- チョコレート菓子
- カロリーメイト
- SOYJOY
- コンビニおむすび
- カフェラテ
いずれも、「お食事」という体裁をとらなくても、手軽にちょこっとつまめるものばかりです。
また、外出先で「なんか食べたい!」という衝動がわいて、かつ、比較的時間があるときなどは、カフェに入ってケーキを一緒に頼む、なんてこともしょっちゅうやっていました。
しかし、砂糖断ちをしてからは、その「抑えきれない食欲」がパッタリなくなりました。
確かに「おなかがすいた」という感覚はあるのです。
しかし、「あと2時間したら夕飯だから、それまで待とう」とか、そういう発想が可能になったのです。
外出先で「カフェでお茶とケーキ」をやる機会も減りますから、長い目で見ればお財布にもかなり優しいです。
食べる量が全体的に減る
このように衝動的な食欲がおさまるわけですから、全体として、1日に食べる量は減りました。
単純に、間食がなくなったことが原因ですが、もう一つ原因があります。
それは、「おなかがすいた」状態でも、「飢餓感」とはちょっと違う感覚なので、食事にガッツくということをしなくてすむことなのです。
そのことが、少ないものをゆっくりよく噛んで味わって食べる、ということにつながり、結果として食べる量が減りました。
炒めて塩コショウしただけのレタスを甘く感じる
もう一つ、驚いたことがありました。
レタスをオリーブオイルで炒めて、塩とコショウを振っただけの料理を食べたときに、レタスの自然な甘みを感じました。
「あれ?!レタスってこんなに甘みがあるんだ・・・」ということに初めて気が付きました。
べっとりとして喉が渇くような甘さではありません。
自然な優しい甘さです。
今まで味わったことのなかった味覚なので、ちょっと得した気分になりました。
1ヶ月間に読んだ本・見た動画
砂糖断ち、とうキーワードで色々調べると、Dr.白澤卓二の名前がヒットするので、彼の著書を読みました。
彼は白澤抗加齢医学研究所所長で、アンチエイジングの基本は「砂糖断ち」だというスタンスの医師のようです。
ちなみに、「砂糖」をやめれば10歳若返る!(白澤卓二著)は2012年に出版されたものですが、私の電子書籍の中に入っていましたので、再読しました。
いつ買ったのか覚えていません。
しかし、ずっとずっと以前から、私は「砂糖をやめなくては」と思っていたようです。
また、かなり前に、オーストラリアのドキュメンタリー映画「あまくない砂糖の話」も視聴していたのですが、今回あらためてもう一度見返しました。
確か、2016年ごろ「お砂糖もやめたほうがいいのかな?」とぼんやり考えていた時に、一度視聴していたのですが、そのあとすっかり忘れていました。
あらためて視聴してみると、絶句することも多く、同時にかなり勉強になりました。
Amazon Prime
Amazonプライムでも視聴できますね。
それと、”sugar quit”でグーグル検索をして、”I quit sugar”というそのまんまの名前のサイトを見つけました。
サラ・ウイルソンというオーストラリアのジャーナリストのサイトです。
ちなみに先に紹介した「あまくない砂糖の話」はオーストラリアのドキュメンタリー映画で、主演していたのはデイモン・ガモーというオーストラリア人俳優でした。
どちらもオーストラリア・・・
砂糖断ちに関しては、オーストラリアが先進国?なんでしょうかね。
まとめ・デメリットはほとんどない
砂糖断ちをすることによるデメリットは、ほとんどないことがわかりました。
しいて言うならば、外食には味付けにどれだけお砂糖が入っているかが全く分からないため、外食がしにくい、という点だけです。
しかし、外食も「週に1回程度ならOK」ということにして、デザートは食べない!というルールを守っておけば、問題なさそうです。
そもそも私はソーバーキュリアスになった時点で、飲み会や会食での社交は、ある程度絞ることに決めていましたし、実践もしていたので、それは難しくありません。
今後、3ヶ月、半年、1年、2年・・・と砂糖断ちを続けても、QOL(生活の質)は下がることはないであろうと予測ができました。