お酒をやめると甘いものを食べる機会が増えた!量が増えた!という体験談は、あっちこっちで聞きます。
私も例外ではなく、お酒をやめてから甘いものを食べる機会が増えました。
量も増えました。
このお酒をやめた後の嗜好品の偏りについては人それぞれなのですが、ここでは、私の体験談と各種対策を紹介させていただきます。
Contents
お酒をやめる前は「毎日ちょっとだけお菓子をつまむ生活」
まず、私の体験談をお話しする前に、私がお酒をやめる前にどれぐらい甘いものをとっていたか?ということをお話しする必要があるかと思います。
平日は、大体、1日に1回は何かしら甘いものを口にする、という習慣がありました。
しかし、その量は多くありませんでした。
例えば、飴玉数個の時もあれば、シュークリーム1つ、あるいは板チョコが半分、といった具合です。
特別異常な量でもないので、甘いものをやめなければいけない、とか、ダイエットのために甘いものを控えてみようかな?と考えたことは、一度もありませんでした。
追記!
断酒生活も数年間にわたり安定し続けていた2022.5.9より、シュガーフリー、つまり甘いお菓子などを控える生活を開始しました。
お酒をやめてから甘いものがどう増えたか?
お酒をやめてから、甘いものを食べる量が、自分でもはっきりと自覚できるほど増えました。
時には「まずいのではないか?」というレベルにまでなったこともあります。
しかし、結論を先に言ってしまうと、私の場合は幸いにも、甘いお菓子を過剰に食べて太るとか、砂糖を取りすぎて具合が悪くなってしまう、ということは皆無でした。
そして、気が付くと、元通りの「普通の砂糖摂取量」に戻っていました。
よって、私の経験から言えることは・・・
甘いものへの依存は一時的なものであることが多い
ということです。
お酒をやめた直後はこってりした甘いものに頼る傾向があった
まず、お酒をやめた直後です。
私は、毎日飲んでいたわけではありませんが、毎週末は必ずワインを飲んでいましたので、その習慣を絶った際には、喪失感がそれなりにありました。
私の場合は、お酒をやめた「直後」には、甘いものの中でも特に「こってりした甘いもの」が欲しくなりました。
例えば、生クリームが乗ったショートケーキや、カスタードクリームのたくさん詰まったシュークリーム、そしてレアチーズケーキなどです。
しかも、「食べたい!」と思うと我慢ができずに、コンビニエンスストアにGo!という状況でした。
ポイント
お酒をやめただけでも、身体にいいことはしているはずなので、お菓子をはじめとした砂糖を多くとるのは、大目に見よう、と最初から決めていました。
甘いおやつを1日数回食べることも!
多少のお菓子は自分に許そう、と思っていたものの、お菓子のお取り寄せや、買い置きなどをすると、「爆食い」をしてしまう可能性があるので、家には一切お菓子は置かないようにしました。
実際、甘いものが欲しい!と思って甘いものを手に入れると、あっという間に平らげてしまっていました。
例えば、あのブルボンの有名なお菓子アルフォートは、私が大好きだったお菓子なのですが、これを一箱10分以内にペロッと食べてしまうことなんてザラでした。
そうして、食べ終わった後は「もっと!もっと!」という気持ちになっていました。
ですから、買い置きは危険なのです。
幸い首都圏に住んでいるので、少し歩けばコンビニエンスストアがあります。
どうしても甘いものが食べたい!という欲求が抑えられないときには、「1回食べる分」だけ買いに行きました。
こうして爆食いを防ぎました。
しかし、断酒を始めたばかりの時には、このコンビニエンス通いが、1日に2回以上になることもありました。
多い時で、昼に板チョコを1枚食べたのに、夕方にショートケーキを食べていた、なんてこともありました。
さすがに1日のうちに2回以上甘いものを摂取するのは、良くない、と自己嫌悪にさいなまれました。
しかし、それとて、酔って記憶がまだらになった翌朝の自己嫌悪に比べれば、精神的ダメージは「かわいいもの」でした。
甘いものを食べる量が増えても体重はむしろ減っていった
1日に何回も甘いものを食べていれば太りそうなのですが、なんと事態は逆でした。
私の場合は、甘いものを食べる量が増えても、体重はむしろ減っていきました。
いろんな要因はあると思いますが、一番の要因は「これまでお酒を飲んでいた時間」や「これまで二日酔いでダラダラしていた時間」を運動に充てた、ということだと推測しています。
3か月で糖分の摂取も元の摂取量に
こうして、一時的に甘いものが「どうしても欲しくて止められない」という時期は経験したものの、気づくと、甘いものの摂取量が、お酒をやめる前と同じ量に戻っていました。
身体がお酒のない「しらふ」生活に馴染んだのか、3か月もすると、ストン!と元に戻ったのです。
もともとお菓子などの甘いものはストイックに制限しているわけではありませんでしたので、元通りの「毎日ちょっとだけお菓子をつまむ生活」に戻った、というわけです。
追記!
そしてその後、2022.5.9より、シュガーフリー生活を開始しました。
まとめ・甘いもののリスクはこう抑える!
砂糖にも中毒性があるというのは有名な話ですが、お酒に比べたら中毒性ははるかに低い、というのが実感です。
確かに、どうしようもなく甘いものが食べたい!というときはありますが、コントロールが不可能なほどではありませんし、生活を壊すほど摂取することはありません。
よって、お酒をやめた代わりに、多少の甘いもの摂取は大目に見る、ぐらい自分に甘くしてちょうどよかった、というのが私の体験からくる感想です。
ただ、いくつか注意点・コツがあるので、以下に紹介しておきます。
甘いものの買い置きはしない
まずは、甘いものを家に置かないことです。
食べたくなったらカフェにいってケーキをオーダーするか、1回分のお菓子を買いに行く、というスタイルがベストです。
いつでもダラダラ甘いものを食べることができる環境にしないことが最大のポイントです!
運動量を増やす
甘いものを食べたらその分、ワークアウトして燃やす!ぐらいの気持ちで運動をするのもいいアイデアです。
お酒をやめたのですから、十分なワークアウトの時間もねん出できるはずです!
また、運動とはちょっと違いますが、長風呂をして汗をかく、というのも個人的におすすめです。
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栄養価の高い食事を心がける
毎日の食事に満足していれば、嗜好品であるお砂糖・お菓子に耽溺することは減ります。
そういう意味で、栄養価の高い「満足できる」食事を心がけるのがいいでしょう。
豪華な食事という意味ではありません。
ごはんに味噌汁、野菜の煮物のような簡単な副菜、だけでも、ボリュームがあって満足できる食事はあります。
そうした食事を心がけていると、必要以上に甘いものを求める、ということは減る傾向にありますので、試す価値はあります!
甘いものをセーブするのは断酒が軌道に乗ってからがオススメ!
まずはお酒をやめることに集中してOKでしょう。
なぜならば、甘いものよりもお酒の害のほうが、甚大だからです。
毎日板チョコ1枚食べていても、記憶がぶっ飛んだり翌日半日あるいは全日頭が全く回らない、ということにはなりませんが、お酒を飲んでしまったら、記憶をなくしたりする可能性も出てきますし、翌日は全く頭が回らず仕事にならない、なんてこともあり得るのです。
そう、ですから、まずはお酒をやめることに集中すべきです。
そして、いずれは甘いものもセーブしていければよいと思います。