マラウイってどの辺にあるの?どんな国?
そんな好奇心から、【Warm Hearts Coffee Club】のコーヒーを飲んでみました。
この記事は、その感想記事です。
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マラウイってどんな国?
コーヒーの産地というと、ブラジルやコロンビアやグアテマラのような南米、エチオピアやタンザニアといったアフリカの国、それとコナコーヒーで有名なハワイ、マンデリンで知られるインドネシア・・・等は、なんとなく知っていました。
しかし、マラウイという国は、正直馴染みがありませんでした。
それもそのはず、マラウイは面積はなんと日本の1/3という小さな国なのです。位置としては、アフリカ大陸の南東部にある内陸の国です。
ちなみに1964年に英国から独立しているので公用語は英語です。(国語はチェワ語)
平和で治安のよい国
また、アフリカといえば紛争が多いイメージですが、このマラウイは英国からの独立以来一度も戦争をしたことがない国です。
そして、青年海外協力隊JICAが「最も隊員を送っているアフリカの国」は、実はマラウイなのだそうです。
治安が良いことがその理由の一つでしょうね。
世界最貧国の1つ
平和で穏やかな国である一方で、マラウイは世界最貧国の一つでもあります。
そのため現代においても「栄養失調」が深刻な問題となっています。
コーヒー栽培
マラウイは農業が経済の主軸です。
人口の90%が農業従事者で、コーヒーのほかに、サトウキビやタバコも生産・輸出しています。
コーヒーはマラウイ全土で栽培されているようですが、中でもマラウイ北部のミスク地方が生産地としては有名です。
1900年以降、コーヒーはマラウイの貴重な輸出品であります。
爽やかな酸味とスッキリ後味
さて、このコーヒーの感想ですが、第一印象は、フワッと爽やかな酸味が見え隠れする!といったものです。
主張しすぎないけれど、さりげなくキラキラ香り立つ酸っぱさで、非常にデリケートな印象です。
ちなみに、「酸味のあるコーヒーが苦手」という人は多いですが、もしかすると「ある誤解」によってそう思っているだけかもしれません。
それは、焙煎してから時間が経ち酸化してしまった豆の、エグ味を伴った酸味を指して、「苦手」と言っている可能性がある、ということです。
私も以前は誤解していました。
しかし、ある方から、「苦みの中にほのかな酸味があるコーヒーが最高なんだよ」と教えてもらって以来、コーヒー本来の果実味としての酸味と、酸化した(劣化した)酸味を混同しないように気を付けるようになりました。
そういう意味で、この【Warm Hearts Coffee Club】のコーヒーは、キラキラっと心地よい酸っぱさが顔を出す、良質なコーヒーだと直感しました。
焙煎したてのコーヒーを発送してもらえる
【Warm Hearts Coffee Club】のマラウイコーヒーは、焙煎したてのコーヒーを発送してもらえます。
毎週焙煎する曜日が決まっているようで、例えば、木曜日に焙煎してその日のうちに発送する、という仕組みのようです。
少なくとも、私たちがコーヒーを手にする段階では、1週間以内に焙煎されたもの、ということになりますね。
また、焙煎方法も、レギュラーと深煎りの2種類から選択することが可能です。
私たちがコーヒーに支払った代金は100%マラウイの給食支援に寄付
マラウイは栄養失調が深刻な国である、というのは、先にも書いた通りですが、この【Warm Hearts Coffee Club】のマラウイコーヒーを私たちが買うと、その代金が100%マラウイの給食支援に寄付される、という仕組みになっています。
実はこのコーヒー、チャリティーコーヒーでもあるのです。
せいぼじゃぱんというNPOが支援しています。
マラウイにおける給食は1食あたりおよそ15円だそうです。
そのため、私たちが200gのコーヒーを2,000円で購入すると、約130食分の給食を現地に寄付できる、ということになります。
まとめ・爽やかな酸味のあるコーヒーとしておススメできます
サラサラと飲める爽やかな刺激を求める人におススメします。
そして、ちょっと珍しいタイプのコーヒーをお求めの人にも、おススメできます。
私は長いこと、酸味のあるコーヒーは嫌、苦みにパンチのあるコーヒーがすべて!と思っていましたが、あらためて「コーヒーの酸味って本来は爽やかで美味しいものなのだな」ということが理解できました。
チャリティにもなる、という側面を差し引いたとしても、コーヒーとしてとても良質です。
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