お酒をやめてソーバーキュリアスになると人生が変わるのか?
多くの人の関心ごとだと思います。
そのように問われれば、私の答えはYESです。
しかし、そこには奇跡のようなドラマはありません。
ひたすら静かに地味に変わっていくのです。
ソーバーキュリアスとは
あえてお酒を飲まないことを積極的に選択する人たちのこと、および、そうしたライフスタイルのことを「ソーバーキュリアス」と言います。
Contents
美容面でのプラスを期待する人へ
お酒をやめたい人の中には、美容を目的とする人も多いと思います。
つまり、痩せたいからとか、お肌を美しく保ちたいから、という理由でソーバーキュリアスライフを志す、ということですね。
そして、それは非常に正しい選択だと思います。
なぜならば、アルコールは強力な老化促進剤だからです。
ただし、お酒をやめた瞬間から、あるいは数か月や数年で、びっくりするほど容姿が変わる、というのは、正直期待しないほうがいいのではないでしょうか。
世の中には、お酒をやめたらこんなに痩せました!とか、こんなに肌がきれいになりました!という情報もありますが、そうした結果は、単にお酒をやめただけではなく、ほかの施策も併せて行った結果、ということも十分あり得ますので、鵜吞みにはしないほうがいいと思います。
とはいえ、断酒には即効性はないものの、数か月や数年、数十年単位で、美容にはプラスですから、ソーバーキュリアスライフを選択する、イコール「人生が変わる」と言うことはできるでしょう。
ソーバーキュリアスライフが美容面でのさまざまなリスクを回避できることは事実
お酒を体に入れないことで、酔って食べ過ぎてしまうリスクや、お肌の乾燥、体のむくみ、・・・といったありとあらゆるリスクを回避できることは、事実です。
こうした些細な「プラス」を積み重ねることで、長い時間をかけてプラスに変わっていく、というのは十分にあり得ます。
お酒をやめると筋トレの効果が出やすくなるのはホント
また、身体を美しくデザインするための筋トレについても、トレーニング後にお酒を飲んでしまうとせっかく鍛えたものが台無しになってしまうのは有名な話。
私も、お酒をやめてからのほうが、鍛えた部分が早く引き締まるのを実感しています。
こういう積み重ねが、自分の身体をプラスに変えていくことにつながっています。
お酒を飲み続けたまま筋トレするのと、ソーバーキュリアスライフに切り替えて筋トレを続けるのでは、その後の人生は全然変わってくるでしょう。
経済面でのプラスを期待する人へ
お酒を飲むのをやめると、単純にお酒の代金が節約できるだけではありません。
酔った勢いでの無駄な買い物や、ヘロヘロになって歩けなくなった時のタクシー代、二日酔いで使い物にならなくなった身体をケアするための薬代・・・
これまでたくさん飲んできた人ならわかりますよね?
計算しようにも計算しきれないくらいたくさんの出費をしてきたのではないでしょうか。
お酒が原因の病気を回避して治療費を節約できる
また、お酒が原因で病気になってしまったら、治療費がかかります。
アルコール依存症治療ナビ.JPさんのページによると、お酒の飲みすぎは、肝臓以外にもありとあらゆる病気の原因になっています。
飲酒がありとあらゆる病気の「一因」になっている、ということは、もっと多くの人が認識しておくべきことです。
ところで、会社員には、健康診断が義務付けられていますが、必ず問診には「タバコを吸いますか?」という設問と並んで「お酒は飲みますか?」という設問がありますよね?
このことは、飲酒はあらゆる病気の原因になりうる、という証拠にほかなりません。
もちろん、お酒を飲まないから大病をしない、というわけではありません。
しかし、お酒を飲まないことにより、病気にかかるリスクを確実に下げることができるのです。
生産性が上がれば収入を上げられるかもしれない
昔は、「お酒が飲めないと仕事で不利」なんていうオソロシイ、トンデモナイことが常識として言われることもありました。
しかし、令和以降は、そんなことはありません。
高度のスキルを持った人材が渇望される傾向は今後も進むでしょう。
ですので、これまで飲んでいた時間、そして酔っていた時間、それらをすべて有効活用して、自己向上に励めば、収入を上げられる可能性も高くなりますよね。
ここでいう「時間の有効活用」とは、なにも仕事や勉学に励むことばかりではありません。
「十分な休息をとる」ということも時間の有効活用のうちに入ります。
現代人はとかくこの「十分な休息」についての意識が弱いのかなぁ、という気がします。
きちんとした休息を身体に与えてあげることで、より生産性高く働くことができるということは、すでに多くの医師や科学者が言っていることです。
飲みすぎて時間を無駄にするぐらいなら、サッと休息をとるのがいいんじゃないでしょうか。
このように、しらふで生産性を上げるのが「日常」になってしまえば、そこから先はじわじわと人生が良いものに変わるのは自明です。
精神面でのプラスを期待する人へ
私個人に関して言うと、ソーバーキュリアスライフに移行してからの一番のメリットは精神面での安定です。
失言・失態の後悔ゼロ!
まず、酔ってまだらになった記憶を手繰って、「失礼なこと言ってないよね?」とか「恥ずかしいことをしでかしてないかな?」と悶々と悩む時間を、ザックリ削減できていますから、これだけでも心が平穏です。
飲みすぎて酔ったことがない人にはピン!と来ないかもしれませんが、飲みすぎを問題視する人のほとんどが、こうした記憶がまだらになることによる不安を抱えているはずです。
お酒は何も解決してくれないよ
人生いろいろ、長く生きていればやりきれないこともあれば、難しい課題も降ってきます。
そこで、パーっとお酒で気晴らしをしたい気持ちもわかります。
でも、往々にして度が過ぎてしまうことが問題なのです。
お酒はあくまでも「短期間の痛み止め」ですので、問題解決にはなりません。
それどころか場合によっては、副作用のほうが強く出てきてしまいます。
例えば、飲みすぎによる体調不良だったり、酔って自分をコントロールできなくなったことで人間関係にひびを入れるなどなどです。
このように過剰に摂取すればその副作用のほうが強く出てきてしまって、まったくもって割に合いません。
そう、割に合わないんです。
ですから、お酒を飲む代わりに、「十分な休息をとる」ことを優先したり、十分な休息が取れたら、問題解決のためにロジカルに課題に取り組む、ということをするべきでしょう。
もちろんすぐに解決できる課題ばかりではないでしょう。
人によっては、非常に重たい深刻な悩みもあると思います。
ケースバイケースですが、そうした問題から「逃げる」というのも一つの問題解決方法です。
ただし、逃げる先は「お酒以外」です。
このように、お酒で気晴らしをするという習慣をゼロにすれば、人生は着実に変わります。
ソーバーキュリアスライフの幸せはとにかく「地味」
お酒のないしらふの生活の幸福感の特徴は、一言でいうと「地味」、それに尽きます。
そもそもお酒のような「刺激物」は、それを摂取することで一瞬にしてハイテンションになったり、感覚がマヒして怖いもの知らずになり「なんでもどんとこい!」と気が大きくなるものです。
しかし、しらふの生活の幸福感には、そうしたピリピリとした刺激はありません。
天気の良いポカポカした陽気の日に、日なたに出て、日に当たっていると、じんわりなんかしあわせだなぁー・・・・
そんな感じの幸福感です。
このようにあまりにも地味なため、魅力に欠けると思われがちですが、こうしたじわじわした幸せこそ、長続きする幸せ、なのではないでしょうか?
まとめ・ソーバーキュリアスライフの効果は長い目で見て!
お酒は刺激があって、瞬間にハイになれたりするので、そのため多くの人がお酒と抜き差しならない関係になりがちです。
一方で、ソーバーキュリアスライフには、そうした刺激もなければ、劇的に人生が変わる!というドラマも起こりません。
しかし、急激な変化がないからといって、人生が変わらないわけではありません。
静かに地味に、じわじわ人生を変えていくもの、それがソーバーキュリアスライフです。
千里の道も一歩から!
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ソーバーキュリアスとは新しい価値観です
※アフィリエイト広告を利用しています ソーバーキュリアスの言葉の定義 あえてお酒を飲まない、しらふでいることを積極的に選択する人たちのこと、および、そうしたライフスタイルのことを「ソーバーキュリアス」 ...
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