お酒は適量を守って楽しく飲みましょう
・・・このページにたどり着いた人ならば、このフレーズ、いろんなところで聴いたことがあると思います。
そして、「よし!適量を飲むぞ!」と意思を固めて、数回は「節酒」に成功した人も多いのではないでしょうか?
ハイ、私も、過去に何度も「節酒」に成功した人間の一人です。
しかし、いつも気がつくと、元の木阿弥。
飲み過ぎて、翌朝二日酔いで起き上がれない、「夕べ何を言ったのか記憶がまだら!」とひやひやする、という不毛な朝を迎えることになるのです。
それを長いあいだ何度か繰り返し、最終的には禁酒に至りました。
そう、あえてお酒を飲まない「ソーバーキュリアス」に移行したのです。
その結果、メリットしかないことを実感しています。
ソーバーキュリアスとは
あえてお酒を飲まないことを積極的に選択する人たちのこと、および、そうしたライフスタイルのことを「ソーバーキュリアス」と言います。
Contents
【重要】依存傾向にある人は「適量」でやめられない
飲み過ぎで悩む人のほとんどが、「自分はちょっと飲み過ぎることがあるだけで、アルコール依存症なんかではない」と信じていると思います。
しかし、ほどほどのところでやめられない時点で、立派なアルコール依存なのです。
ですから、適量飲酒、節酒を目指して頑張るだけ無駄。
つかのま成功しても、すぐに大酒飲みに戻るだけです。そして、単なる物質であるアルコールですらコントロールできないとどうなるか?
・・・自信を喪失し、自己肯定感が低くなることだってあるのです。
だったら、サッパリとお酒を飲まない人生を選び取ったほうがいいに決まってます。
自己肯定感が高まる
グズグズと、「お酒とどうやったらうまく付き合えるか?」というのは、相性の合わない人間と「どうやったらうまく付き合えるか?」と考えるのと同じではないかと思います。
人間相手の場合は、そう簡単に付き合いを切れない場合もあるので、いろいろ複雑でしょうが、お酒は「物質」です。付き合わない、とこちらが一方的に宣言しても、モメることはありません。
ですから、未練や離脱症状を起こしながらも、「もう付き合わない」と決めて、スパッと禁酒してしまうと、上述のようにグズグズ悩むことがなくなりますし、不毛な戦いに敗れ自信を無くす機会もなくなります。
よって、自己肯定感が高まるのですね。
自己肯定感・・・・生きていくうえで、実は一番大切なものなのではないかと思っています。
お酒と付き合うことをやめる、ただそれだけで、自信や自己固定感を強めることができるなんて、ちょっとすごいことだと思いません?
自分の身体の声を聞けるようになる
お酒は飲んでいる時も、そして翌朝も、いろんな感覚を麻痺させる、ということは、お酒を飲んだことがある人なら、良くご存知でしょう。
私は、たくさんお酒を飲む生活から、まったくお酒を飲まない生活に切り替えて、しばらくしてあることに気がつきました。
それは、身体や精神が「疲れた」ときには、その疲れに気がつけるようになった、ということです。
もちろん、お酒を飲む習慣があった時にも、「疲れた」とか「ダルい」という感覚はあったと思うのですが、お酒が無い生活を選び取ると、お酒という感覚を麻痺させる薬物に頼ることができないので、「無理をしないで休憩を入れないといけない」とか、「リカバリのために運動をして身体をほぐした方がよさそうだな」ということに考えが及ぶようになるのです。
これは非常に良いことだなぁ、と我ながらしみじみ思ったものです。
また、精神的なことであっても、「自分の意見」に耳を傾けることができるようになりました。
例えば、「なんか嫌な人」がいたとしても、お酒を飲む習慣があったころは、「気にしない気にしない」と問題を先送りにして、何の解決もしていませんでした。
しかし、自分にとって害になる人、というのは残念ながら存在していて、意図的に「距離をとったほうがいい」相手というのもいるのです。
お酒を飲んでしまえば、「どうでもよくなってしまう」ことでも、実はその人と繋がりを持つことで、チクリチクリとストレスが溜まっているケース、実はたくさんあったんだな、とお酒をやめてみてから気づくことはとても多かったです。
人間関係がシンプルかつ幸福なものになる
お酒を飲まないということは、自分の感覚を麻痺させない、ということですから、お酒をやめたとたんに、「なんかこの関係耐えられないな・・・」という人間関係に気づくことができます。
おもしろいと思っていた飲み会も、しらふで参加してみると、実はつまらないものであるケースも多いです。
一瞬、交友関係が減っていく寂しさに見舞われることもあります。
しかし、人生は有限です。もっと有意義な時間の使い方をしませんか?
友だちが一瞬ゼロになってもそんなに大きな問題はありませんし、必要ならば必要な人と縁ができます。
そうした健康的な良い縁を迎え入れるためにも、「飲んで神経を麻痺させていないと付き合っていられない」ような人との人間関係には、そっと距離を置く方が、幸せです。
まとめ・禁酒にはメリットしかありません
禁酒にはメリットしかありません。
また、この記事では、一般的に言われているような、お金の節約になる、寝つきが良くなる、痩せる、というメリットについては、あえて取り上げませんでしたが、もちろんそういうメリットもあります。
一生ソーバーキュリアスでいることは、素晴らしい選択です。
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ソーバーキュリアスとは新しい価値観です
※アフィリエイト広告を利用しています ソーバーキュリアスの言葉の定義 あえてお酒を飲まない、しらふでいることを積極的に選択する人たちのこと、および、そうしたライフスタイルのことを「ソーバーキュリアス」 ...
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