ソーバーキュリアスライフ

ヘルシー志向でありながらお酒を飲むという矛盾

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矛盾

「健康になんて気をつかっていられるか!」という人がいる一方で、生活スタイルから食べるものなど、健康に気をつかっている人も多く存在します。

私は長いこと、ヘルシー志向でありながら、お酒を(大量に)飲むという自己矛盾に気が付かないでいました。

ヘルシーなお酒やヘルシーなお酒の飲み方など無い

時々、ネット上や雑誌などの媒体で「ヘルシーなお酒の飲み方」についての指南を目にするのですが、あれをじっくり読んで実践している人はいるのでしょうか?

・・・というか、そもそも実践可能なのでしょうか?

お酒はおつまみと一緒にゆっくり飲みましょうとか、日本酒なら1合までが適量ですとか、いろんなことを指南しているのですが、そもそも「ヘルシーなお酒の飲み方」を探している時点で、ちょっと問題のある飲み方をしている人でしょうから、そんな人に向かって、ビール中ビン1本、日本酒1合などと言っても無駄です。

なぜって、そんな量では飲んだ気がしないでしょうから。

詭弁

薬物であるお酒を健康的に飲む方法、ということ自体詭弁ですから。(笑)

きっと「ちまちまと飲むぐらいなら飲まないほうがマシだ!」と思いますよね。

あえて、お酒をヘルシーに飲む方法があるとするならば・・・

日頃、お酒を飲まないような人が、イベントやパーティの際に、少し口をつける程度が、ギリギリヘルシーな飲み方なのです。

だから、お酒を飲む習慣を続けるならば、ヘルシーであることをあきらめる、それぐらいの覚悟が必要です。

過去の私の自己矛盾

包み隠さず告白します

あらためて振り返ってみると、自分の矛盾に気づかされます。

そして、そういう自己矛盾にも気づけないほど、お酒の魔力は絶大だったのだな、と思い知らされます。

なるべく薬を摂らないのにお酒を飲み続けていた

私は、思うところがあって、いわゆる医師の処方する薬や市販の薬をできるだけ飲まないですませる、という生活をしています。

このライフスタイルには賛否両論あるかと思いますが、自己責任でおこなう分にはだれにも迷惑をかけないでしょう。

お薬不要です

幸いなことに、私には既往症が無いので、このライフスタイルが可能になっています。

具合が悪くなればクリニックで診察はしてもらいますが、「感冒(風邪)です」と診断されれば、あとは暖かくして寝ることで治そうとします。

処方された薬は飲まずに捨ててしまいます。

このように対処してきて問題はなかったので、薬は飲まないでいいのであれば飲まない、というスタンスは今後も続けると思います。

しかし、このように薬のサイドエフェクト(副作用)を嫌って、自然志向になっていたにもかかわらず、お酒という薬物を定期的に摂取し続けていたのですから、大いなる矛盾でした。

それもそのはず、お酒が薬物であるということに、なかなか気づけなかったのです。

お酒は嗜好品だと思っていたのですから。

アルコールは水、米、野菜、肉や魚のように、生きるために必須なものではないので、食品ではありません。その人の好みで、飲んでも飲まなくてもよいから嗜好品と理解されることが多いですが、脳と体への影響を考えるとれっきとした「薬物」です。
「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本(垣渕洋一著)より引用

ジムで鍛えた直後に仲間と飲んでいた

私は週に1~3回は、定期的にジムに通っています。

もう15年以上そのライフスタイルを続けています。

ジム通い

しかし、お酒を飲んでいたころは、ジムには「酒好き仲間」がおり、運動が終わるとみんなで目配せして、近くのバーにGO!という生活だったのです。

30代までは、こんな生活でも「標準より少しやせ型」というプロポーションでいることができました。

ところが、40代の初めのほうで「一度増えた体重が戻らない」という問題に直面するようになり、さらには40台半ばで「ワークアウトしているのにどんどん太り続ける」という恐怖がやってきました。

もちろん、お酒だけが肥満の原因ではないと思いますが、お酒が代謝を悪くし、太りやすい体質にしていった、という可能性も大いにあります。

また、ジムで運動し終えた直後は爽快な気分ですが、そのあとに飲んでしまうと、どんよりした気分になることにも気づきました。

お酒が進むと、誰かの噂話になったり、愚痴大会になることも多かったのですが、そういうネガティブな情報に接することで、気分も落ち込みやすくなったのかもしれません。

私の場合は、ソーバーキュリアスになったタイミングで通うジムを変えました。

そして、新しいジムでは「お酒を飲まない人」で通しています。

最初から「飲まない人」という設定にしてしまえば、お酒大好きな人が寄ってくることはありません。

ジムで知り合った人とコミュニケーションしたい場合は、できるだけ居酒屋は避けて、食事のできるところで食事をメインにするか、あるいはカフェでお茶をするようにしています。

ミニマリストなのに「お酒を飲む」という余計なことをしては後悔していた

私は、断捨離やミニマリズムが流行するかなり前から、多くのモノを持たない生活を志向してきました。

要るものと要らないもの

ここで誤解のないように付け加えておきますが、ミニマリストは確かに最小限のモノしか持たない暮らしを志向しますが、なんでもかんでも持たないわけではありません。

例えば「他人にとって不要なモノ」であっても、「自分にとって大切なモノ」であれば所有します。

それは「習慣」であっても同じです。

もし仮に、あるミニマリストが大のお酒好きで、お酒を飲んでも後悔することもなく、お酒によって人生を豊かにしていると実感しているのであれば、ミニマリストがお酒を飲むという習慣を「持つ」のは全く矛盾していないと思います。

しかし、私の場合は、「お酒を飲む」という余計なことをしては、「飲まなきゃよかった」と思うことが多く、特に二日酔いで苦しんでいるときは、早くこの習慣を手放さなければならないと思っていました。

世の中にはいろんな人がいるので、あえて100%とは言い切りませんが、それでも、必要最小限のモノで生きる、不要な行動や習慣も断ち切るというミニマリストにとって、あえて自ら進んでお酒を飲むという行為は、やはり自己矛盾している行為であることが多いのではないか、と思います。

機会飲酒ならわかりますけれどね。

お酒自体を否定するつもりはありませんし、飲み会のよい悪いを云々したいわけではありません。
そうではなく、お酒や飲み会が好きな背景には、自覚していない恐怖心があることが多い、ということが言いたいのです。

(略)

お酒で本音を言う恐怖心を麻痺させ、一時的に本音が出せたとしても、根本的には恐怖心は消えません。厳しい言い方かもしれませんが、それはあくまで恐怖から逃げているだけで、自分の本音を大切にする生き方にはつながらないのです。

手放せばうまくいく!(竹内清文著)より

まとめ・ソーバーキュリアスでヘルシー度UP可能です

本物

今回は、過去の私の「自己矛盾」を紹介させてもらいました。

このように、ヘルシー志向を標榜しながら、お酒を飲むという矛盾は、誰もが陥る可能性のある罠なのではないでしょうか。

ヘルシーなお酒も、ヘルシーなお酒の飲み方も存在しません。

その代わり、お酒から離れて生きるソーバーキュリアスの生活は、ヘルシー度をUPさせることが可能です。

ソーバーライフ、全力でお勧めしますよ。

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