やっぱりお酒をやめて正解だった!という「証拠」をあらためて一つ獲得しました。
なんと私は、「醸造用イースト」にアレルギー反応、つまりお酒にアレルギーを持っていたのです。
1滴も飲まないソーバーキュリアスに転向して久しいですが、本当にその選択は間違いではなかった!ということになります。
ソーバーキュリアスとは
あえてお酒を飲まないことを積極的に選択する人たちのこと、および、そうしたライフスタイルのことを「ソーバーキュリアス」と言います。
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遅延型フードアレルギー検査を受けてみた
かねてより受けてみたかった遅延型フードアレルギー検査を受けることにしました。
遅延型フードアレルギー検査?と思う方もいらっしゃると思うので、簡単にかいつまんで説明すると、「食べたときは何ともないのだけれど、そのあと時間がたってからじわじわと体内で悪さをする可能性のある食材をあぶりだす検査」といったところです。
ちなみに食べて即問題を起こすのは、即時型アレルギーです。
例えば蕎麦を食べると蕁麻疹を起こすなどというのは、蕎麦に対する即時型のアレルギーを持っている、ということになります。
ところが、この遅延型、というのは、数時間あるいは数日後にじわじわ来るので、「なんかだるいのだけれど何が原因なの?」とわからないのです。
私には、慢性的な疲労感があったので、もしかすると特定の食材がじわじわ効いてきてだるいのかも・・・と常日頃思っていたのです。
私は都内某クリニックで採血してもらいましたが、自分で指を切って採血する勇気のある方には、自宅で採血したものを送って結果を待つ、という方法もあるようです。
どちらにしても保険が効かないため、お安くはなく、私は219種類の食材について調べる「IgG スタンダード・フードパネル 219種類」を選択し、45,000円(税別/初診料込)かかりました。
この遅延型フードアレルギー検査では、各食材が0・1・2・3・4・5・6で示されます。
- 0や1は摂取しても何の問題もないもの。
- 2は微妙なので多食はしないほうがいいもの。
- 3以上になると「なるべく避けたほうがいい」食材
- 4以上は「避けるべき」食材
となります。
醸造用イーストが要注意食材だった
お酒についてはすでにやめてから久しかったので、特に気にしておらず、むしろ「醸造用イースト」なんていう検査項目があるのも知りませんでした。
あくまでも検査をした動機は、「毎日食べている意外な食材」が私に合っていなくてこの慢性疲労を引き起こしているはずなので、それを知りたい!ということだったのです。
もちろん、後にも書きますが、「え?!この食材が私に合ってなかったの?!」と驚く結果になりました。
それと同時に、私は「醸造用イースト」も合っていないことが分かったのです。
醸造用イースト?
はて?
私の頭の中はクエスチョンマークだらけになりました。
醸造用イーストは限りなくレベル4に近いレベル3
さて、私の場合「醸造用イースト」が限りなく4に近い3とでました。
つまり、ほぼ「避けるべき」食材だった、ということなのです。
だから醸造用イーストって何?
この「醸造用イースト」とはなんなのか?
アンブロシア株式会社のカスタマーセンターに照会してみました。
回答は、お酒全般(甘酒等アルコール度の無いものも含む)やビール酵母のサプリメント、麹類がNG、とのことでした。
日本酒やワインのような醸造酒だけがNGだと思ったのですが、アンブロシアさんからの回答は「お酒全般」がNGだという回答でした。
おお!なんということでしょう。早めにお酒をやめておいて本当に大正解でした。
また、甘酒のようにアルコールが入っていないものもNGのようです。
こちらについても、そもそもお酒によく似たノンアルコール飲料を飲まない私としては問題なしです。
ちょっと気になったのが、和食大好きな私としては、発酵した味噌もダメ?ということでした。
それに対するアンブロシアさんからの回答は、「醤油、味噌、みりんなどの調味料にも厳密には含まれますが、調味料を完全にやめるのは難しく、また元々一度に大量に食べるわけではありませんので、量や頻度を控えめにご利用になることをお勧めいたします。」ということでした。
醤油よりも塩を使い、味噌汁も2日に1回程度にする、というのがよさそうですね。
確かに、調味料や味噌は、お酒のようにガンガン取り入れるものでもありませんから、ちょっと気を付ける、でいいみたいです。
いやー、本当にお酒をすっぱりやめておいてよかったです。
その他の要注意食材
お酒以外にも、私に合っていなかった食材がわかりました。
その中には毎日摂っていたものもありました。
参考までにシェアします。
ミルク類
牛乳、および牛乳に含まれるカゼインがレベル6以上になっていて、絶対NG!というレベルでした。
思えば、子供のころは、学校給食に出される牛乳が嫌いでした。
でも、学校の先生は「食べ終わるまで」見張っていたものです。
私は、給食を食べ終わらない「最後の生徒」として、おえっ!おえっ!とえづきながら、涙目になって牛乳1瓶飲み干していました。(今考えると、これ虐待ですよね)
ところが、大人になってからは、牛乳こそ飲まないものの、カフェラテやアイスクリーム、たっぷりホイップクリームの乗ったケーキが好物になっていました。
実際、この検査結果が出る直前までは、毎日カフェラテを飲んでいました。
多い時で、1日3杯のカフェラテです。
ですから、私の慢性的な私の倦怠感は、ミルクが原因だった可能性が大!でした。
これでいちおう、今回の検査の目的である「毎日なんとなく摂っているけれど、実は自分に合っていない食材を探す」という目的は達成されました。
ちなみに、ミルクはすっぱりとやめることが可能でした。
全然つらくありません。
ほかのミルク(ソイ・オーツ・アーモンドetc)への置き換えも必要ありませんでした。
要するに、完全なる嗜好品だったってわけですね。
ナッツ・豆類
ナッツや豆には種類があるので、種類ごとにレベルは異なるようです。
ちなみに、私は2010年から緩い菜食を続けているので、そういう意味ではナッツや豆類を重要なたんぱく源として頼っているところがありました。
それなのに、大豆がレベル3であまり積極的に取らないほうがいい食材、エンドウ豆はレベル4、ピーナッツに至ってはレベル5で、完全に避けるべき食材・・・・
大豆がNGなのは少し厳しい、という気がしました。
エンドウ豆やピーナッツは食べなくても全く問題ありませんが、大豆を使った料理は生活の一部になっていたからです。
ただ、おもしろいことに、ひよこ豆は問題なさそうですし、よくおやつに食べているクルミも問題ない、ようなのです。
ナッツ類は、種類を選んで食べれば問題なさそうです。
大麦
ちまたでは「グルテンフリー」などが話題になっていたり、何かと小麦製品を除去する人もちらほら目にするようになっていたのですが、私の場合、小麦はレベル1、グルテンはレベル2と、避けるべき食材ではありませんでした。
その代わりに大麦がレベル5です。
大麦といえば、ビールですよね。
ビールは、お酒を飲んでいたころもそれほど好んで飲むものではありませんでしたが、麦を使った飲み物といえば、アレ・・・・
そう、麦茶がNGですね!
あと、味噌にも麦味噌なんてものもあるので要注意ですね。
ちなみに、お味噌は大好きなのですが、醸造用イースト、大豆、麦にアレルギーを持っている私にとって、避けたほうがいい食材、ということになってしまいました。
まとめ・お酒が体に合わないとハッキリしてさらにスッキリ!
今回は、お酒について調べたつもりではなかったのですが、結果として「やっぱり私にはお酒は体質的には合っていない」ということを証明することになりました。
こういう事実があるだけで、また一歩、ソーバーキュリアスとして前進したような気がします。