ソーバーキュリアスでい続けるために、食を整えるのは非常に大事です。
なぜなら、食が乱れると、お酒への度を越した渇望などの異常が起こりやすくなるからです。
だから、ソーバーキュリアスにとっては、生鮮食品を中心に食し、加工食品や超加工食品を避けることはとても大事なことなのです。
ソーバーキュリアスとは
あえてお酒を飲まないことを積極的に選択する人たちのこと、および、そうしたライフスタイルのことを「ソーバーキュリアス」と言います。
Contents
生鮮食品が中心といえども保存食は必要
生鮮食品を中心に食すのがいい、というのは、そのとおりです。
しかし、生鮮食品は日持ちがしません。
お野菜は枯れますし、魚や卵は腐ります。
現代は便利な「冷凍庫」がありますが、私はなるべく冷凍に頼らない食品管理をしたいのです。
そうなると、常温で日持ちする食品をストックとして持つ必要があります。
また、災害時に備えて食品をストックするなら、常温保存が前提の食品にしておいたほうがいいのです。
備蓄食品(ローリングストック)とは
備蓄食品(=ローリングストック)とは、「普段食べるもの」を少し多めに買って、賞味期限の近いほうから使い、使った分だけ補充するストック方法です。
このようにすれば、特定の食材が、常に一定量家にある状態になります。
普段食べるものであること
この「普段食べるもの」であることがポイントです!
例えば、「カンパン」のように、災害時ではないと食べないようなものは、いざというときに忘れ去られる可能性があるので、「普段食べるもの」で備えておくほうがいいのです。
災害への備えを度外視しても、「普段食べるもの」がある程度ベースとして決まっていると、お買い物や家計のやりくりもシンプルで楽になるので、とても有益です。
身近で手に入るものであること
また、すぐに手に入るものであることも大事です。
いまはネット通販が便利ではありますが、近所のお店で簡単に手に入るものであることが望ましいでしょう。
なんといっても食べ物は日用品の一つですから、地理的にもすぐに行けるところで手に入るものが良いのです。
常温で保存できること
前章でも触れていますが、これらの備蓄食品は、常温でも保存可能であることも重要です。
(私の場合は、キッチンが狭くて大きな棚が置けないので、冷蔵庫にしまう必要がないものも冷蔵庫に入れてしまっています。(^^;))
加工されすぎていないこと
備蓄食品は、日常的に食すことが前提ですから、加工されすぎていないことも重要です。
私はノバ分類法を参考にしています。
ノバ分類法によるグループ分け
- 【OK】グループ1:非加工食品または最小加工食品
- 【OK】グループ2:加工食品原料
- 【NG】グループ3:プロセスフード(加工食品)
- 【NG】グループ4:ウルトラプロセスフード(超加工食品,UPF;Ultra-processed foods)
【OK】グループ1:非加工食品または最小加工食品
果物や野菜(冷凍含む),穀物,豆,肉,卵,牛乳,プレーンヨーグルト,スパイス(加工されていない自然状態のもの)無塩のローストナッツ,乾燥豆
【OK】グループ2:加工食品原料
油(種,ナッツ,果物等を圧搾して製造されたもの(オリーブオイルなど)),塩,砂糖,酢,でんぷん,蜂蜜,シロップ(木から抽出したもの),バターなど,味付けや調理に用いられる食品
私の備蓄食品(ローリングストック)
さて、私の備蓄食品をご紹介します。
なお、お水と米については、備蓄食品を意識する前から、一定量家にストックする習慣があったので、ここでは触れないことにします。
私の「水と米以外」の備蓄食品は以下の食材です。
- 十割そば
- 干し椎茸
- 海苔(加糖や味付けされていないもの)
- 昆布
- すり胡麻
- 高野豆腐
- 切干大根
- 煎り糠
- 味噌
- 梅干し(加糖されていないもの)
十割そば
ちょっと小腹がすいたときに重宝します。
食べる分量だけさっと茹でて、醬油と海苔でササっといただくことができます。
干し椎茸
乾燥しているので、数か月保存が可能です。
煮物のお出汁にも、あるいは湯戻しして食しても美味しい♪
海苔(加糖や味付けされていないもの)
海苔は用途が豊富です。
そのまま醤油を垂らしてごはんと一緒に食べてもいいですし、おにぎりを作る時も使います。
昆布
海苔と同様、海産物です。
私は、煮物やみそ汁の出汁として使いますが、出汁を取った後は、そのままガムのようにして噛んで食べてしまいます。
また、糠漬けの糠床の味の調整にも使います。
すり胡麻
お料理に振りかけて使います。
私の中では、納豆に混ぜるのが流行りです。
高野豆腐
主に煮物に入れることが多いですね。
重要なたんぱく源として重宝しています。
切干大根
煮物に使うことがほとんどです。
お味噌汁に入れるのもいいですね!
炒り糠
糠床を作ったり、足し糠するときに使います。
いざ災害が起きて、食料が数日間手に入らない、ということがあれば、そのまま食べることもできます。
味噌
味噌も実は常温保存が可能ですよね。
梅干し(加糖されていないもの)
上述の海苔と一緒に、ご飯に乗せて食べたり、おにぎりの具としても使います。
また、納豆に梅の果肉を入れると美味なので、そのように使うこともあります。
また、緑茶に果肉を混ぜて飲むと、特に疲れているときなどすっきりする感覚があります。
まとめ
加工されすぎておらず、常温で保存できる食材を、一定量自宅のキッチンに常備しておくことで、食が整いやすくなります。
上記は、私がローリングストックしている食材です。
ご参考までにどうぞ。