恋愛やビジネスのシーンに、当たり前のように入り込んでしまっているアルコールですが、いま、あえてしらふでいることを選択するのはとてもおしゃれなことです。
理由はシンプル。
おしゃれの大原則は「健康であること」だからです。
飲酒には健康的なメリットは無い、ということが自明になった現代において、あえてしらふでいることを選択していること、そのものがおしゃれなんです。
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メディアによる飲酒行為の美化に惑わされないで
クールなレストランやバーで小綺麗なグラスに入ったワインやカクテルを傾けるカップルの写真、そしてレストランやバーの紹介記事、私たちの日常にはこうした情報がたくさんあるため、クールでイケているデートには飲酒は欠かせないものであるかのように錯覚しがちです。
ビジネスのシーンにも、接待にはお酒がつきものですし、既に死語になりつつありますが飲みニケーションなる仕事仲間との親睦は残業代の出ない「業務」の一環であった時代もありました。
とにかく、飲むのが当たり前、飲めない体質の人はお気の毒に、という文化はかなり根強く染みついていた、という意見に反論する人はほとんどいないのではないでしょうか。
恋愛ドラマには、お洒落なバーでのデートシーンは描かれるかもしれませんが、そのあとに、へべれけでだらしなくなった姿や二日酔いで顔や手足が浮腫んだ醜い姿のシーンは描かれません。
いえ、仮に描かれたとしても、グロテスクなぐらい醜い様子は描かれません。
しかし、実際は、「グロテスク」なほうが現実ではないでしょうか。
なぜしらふでいることがおしゃれなのか
あえて酔わないというスタンスが、どれぐらいかっこいいことなのか、考えてみたことはありますか?
私は以下のようなメリットが思いつきました。
- 芳香をまとうことができる
- 白目を澄んだ状態に維持できる
- 背筋を伸ばしてピンとしていられる
- 食べる量を適正に保てる
芳香をまとうことができる
香水を嗜むひとはわかると思いますが、香りは下から上に香るので、ひざやももにこっそりつけてさりげなく香らせて楽しみます。
ここに飲酒行為を加えてしまうと、その繊細な香りが"酒臭い"臭いと混じりかき消されてしまいます。
その酒臭さは肺からの呼気だけではなく、皮膚からも出てきますので、最初から飲まないほうが体臭の安定には良いのです。
ちなみに、香水やアロマの場合、香りが消えてその酔いから醒めても精神はクリアなままで身体は軽いままです。
香りを楽しむなら、ワインやウイスキーを飲むよりも、香水のほうが安全でおしゃれです。
もっともワインやウイスキーでも、グラスからその香りを嗅ぐだけで口に入れないのならその限りではありませんが、そのような器用なことをできる人はいるのでしょうか?
白目を澄んだ状態に維持できる
寝不足の時や、疲労がたまってしまった時もそうですが、白目が濁ったり充血したりするのは避けたいものです。
やむを得ない事情で疲労がたまってしまうのならばいざ知らず、飲酒でわざわざ身体を疲労させる必要などありません。
アルコールは疲労促進剤としての側面もありますから、きれいでいたいなら、やはりSober(しらふ)一択ですね。
背筋を伸ばしてピンとしていられる
酔っ払いの千鳥足、正直に言って美しいものではありませんよね。いえ、むしろ醜悪。
おしゃれの基本は姿勢が良いことであると言っても過言ではありませんが、飲酒をするとその姿勢が崩れがちです。
中には、アルコールを相当量体内に入れてもピンとしていられる人もいるかもしれませんが、確率としてはかなり低いはずです。
大多数の人は酔えばフラフラ千鳥足、それなら最初からしらふでピンとし続ける方が良いのです。
食べる量を適正に保てる
お酒はエンプティカロリーと言いますが、それはカロリーが無いという意味ではなく、人間に必要な栄養素が無いという意味です。
お酒は身体に必要がないどころか、飲酒をしたせいで食欲が刺激され余計に食べてしまうことになったり、お酒が振る舞われる場においては、往々にして食べ過ぎになりがちです。
食べ過ぎてしまった結果については、肥満、胃もたれ、むくみ・・・などなど、おしゃれとは真っ向から対立する事象ばかり。
やはり最初から飲まない、お酒が振る舞われる場所にはいかない、というのが正解になります。
やっぱりもはや飲酒はクールではない
飲酒はもはやクールではありません。
飲む人の自由は認めますが、飲まなくていいのなら飲まないほうが良いですし、弟や妹がいたらそのようにアドバイスします。
次世代の新常識はソーバーキュリアスです。
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