ソーバーキュリアスライフ

お酒を飲み過ぎる心理とは~逃避

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「お酒が好き」「飲み会が好き」「好きだから飲んでいる!」・・・そう思っている人も多いかもしれません。

実際、それが本心である場合もあるでしょう。

でも、よくよく心の中を見ると、実は違うってことありませんか?

飲酒には二つのパターンがある

飲酒には大きく分けて二つのパターンがあると考えられます。

お酒そのものに興味津々

ひとつは、純粋にお酒そのもの、味わいやそこにまつわるストーリーに興味がある場合です。

特に、ワイン愛好家は、味のみならず、土壌や気候、作り手の意思などにも関心をもち、それらに対する理解を深めようとします。

こうした姿勢は、非常に健康的なものですし、これは問題ありません。

ただし、最初はお酒そのものに興味を抱いていただけなのに、いつのまにか別のパターンに落っこちてしまうこともよくあります。

それが危険なんです。

逃避のための飲酒

飲酒に問題を抱えている人は、すべてこちらのパターンです。

目の前にある問題から逃げるための飲酒です。

目の前にある問題とは、山積した人生の課題といった大きなものもそうですが、目先の問題も結構あります。

例えば、本当は付き合いたくもないのに実はそのことにすら気づいていないで一緒に飲んでいる目の前の友人から逃れるために飲み過ぎていたり、そして本当は栄養のあるものを食べてしっかり寝ればいいのにそれに気づかず、だるさを吹き飛ばすために過剰飲酒をしていたり、ということです。

逃避のための飲酒の実態

さて、その逃避のための飲酒の実態とはどんなものでしょうか?

実は離れたほうがいい人間関係から目を背けるため

私にはスポーツ関連の活動で知り合ったAさんという知り合いがいました。

私より、8歳年上の女性で、気さくな感じの女性です。

一緒に運動をした後に、「飲みに行きましょうよ」という流れになることが多く、Aさんと他の仲間を含めた何人かで近所の居酒屋やバーに飲みに行ったり、場合によってはAさんと二人飲みに行っていました。

Motoko
ちなみに、運動をして筋肉を鍛えた後に、毎回飲みに行っていた、というのは、今から思うと非常にもったいない話です。体を鍛えるならば、ソーバーキュリアス一択ですよね、とても反省しています。
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そして、私は、このAさんと同席すると必ず泥酔して、「あれ?夕べはどうやって帰ったんだっけ?」となることが多かったのです。

結論を先に行ってしまうと、私はこのAさんが心の底では「付き合うべき人ではない」と気がついていたのです。

でも、幼少の頃から「みんな仲良く」と教わっていて、その呪縛にとらわれていた私は、「Aさんは気さくだし、いい感じの人だから」と自分の本心を無視していたのです。

しかし、よくよく思い起こせば、Aさんは自身が私より8歳年上であるというだけで、常に私に対して上から目線で、ニコニコしながらマウントを取ってきていました。

また、「間違った知識」をドヤ顔で語る、ということもしていました。

例えば、「土地の相続税が心配?それなら亡くなった時に、“しーらないっ!”と土地の権利を引き継がなければいいのよ!(なにを簡単なことで悩んでいるの?バカじゃない?)」というようなことを普通に言うのです。

ちなみに、土地の相続放棄は申し立てをして認められないとできませんし、仮に相続放棄が認められたとしても不動産の管理義務が残る場合があります。

そう、つまりAさんはたいした知識が無いのに、上から目線で間違ったことを私に言うのです。

「いや、そんなことは無いよ、相続放棄っていうのは複雑でね・・・」と反論しようとすると、Aさんは聞く耳を持たないのです。

つまりAさんは私より自分の方が頭がいいと思っているのです。

おそらくは自分の方が年齢が少し上だから、というだけの理由で、それ以外の根拠もなく、自分の方が上だと思っているのです。

こういう人と会話をするのは疲れますし、非常に不愉快なものです。

ある時、私は「目の前にいるAさんから逃れたくて、だから飲み過ぎていたんだ」と気がつくことができました。

気がつかない間は相当にぶかったんだと思います。

Aさんとは、私がソーバーキュリアスになったタイミングで縁が切れました。

また、私がソーバーキュリアスになった時もAさんは「健康のためには、お酒はちょっとは飲んだ方がいいんだよ!」と私に迫ってきていましたが、もう飲み会のお誘いに応じることはありませんでした。

また、通っていたスタジオも別のところに変わり、Aさんとは物理的に離れることにしました。

新しいスタジオでも、仲良しのお仲間さんグループがいくつかあり、時折更衣室で飲み会の話などもしていますが、私は「飲めない人」で通っているので、飲み会のお誘いはうけません。ときおりお茶のお誘いを受ける程度です。

お茶の仲間なら、「なんかこの人、不愉快!」と感じれば、すぐにわかるので対処も検討可能です。

これが酔ってしまえば「まあいいか」になるのですから恐ろしいですよね。

体調不良をごまかすため

かつて長時間労働をしていた頃は、22時、23時といった時間にオフィスを出て、それから同僚と飲みに行く、ということもしていました。

22時過ぎまで仕事をしていれば、相当身体は疲れているので、早く帰って寝ればいいものを、なぜかお酒が飲みたくなる、という現象がおきていました。

長時間勤務のあとだけではなく、何か疲れている、体調不良だ、という時に限って、お酒でそれを麻痺させたくなっていたのですね。

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人間関係の整理

体調管理

こうして、文字にすると非常に単純に思えるのですが、自分自身が不適切な人間関係を持っていたり、体調不良になってるときは、そのこと自体に気がつかなかったりすることが結構あるんですよね。

自分のことなのに、自分を無視してしまっている状態です。

もっと自分に目を向けてあげる、それだけで好転することは案外多いのかもしれません。

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